御岳山での火山事故は戦後最大となってしまいました。
過去に起こった火山の災害状況を知る事で、登山などの危険を回避する為にお調べしました。
1929年6月17日:駒ヶ岳(北海道)噴石・火砕流・火山ガス・泥流・降灰
噴石により死者2名(倒壊家屋下敷き含む)。負傷者4名、牛馬被害136頭、家屋の焼失・全半壊・埋没等1915棟、降灰・火砕流・火山ガス・泥流による山林の被害、降灰による耕地・牧場・漁場の被害大<
1930年8月10日:浅間山(群馬/長野)噴火
登山者遭難3名(重症1名、負傷2名)
1932年10月1日:草津白根山(群馬)噴火
火口付近で死者2名、負傷者7名、山上施設破損甚大。
1933年12月24日:口永良部島新岳(鹿児島)噴火
登山者1名死亡。
1936年7月29日:浅間山(群馬/長野)噴火
登山者1名死亡。
1936年10月17日:浅間山(群馬/長野)噴石
登山者1名死亡。
1940年7月12日:三宅島雄山(東京)噴火
死者11名、負傷者20名、牛の被害35頭、全壊・焼失家屋24棟、その他被害大。
1941年7月13日:浅間山(群馬/長野)噴石
死者1名、負傷者2名。
1944年8月26日:有珠山(北海道)地殻変動・火砕サージ・噴石・降灰
降灰による窒息で死者1名。
1946年5月21日:桜島(鹿児島)噴火
溶岩流出、山林焼失、農作物に大被害、死者1名。
1947年8月14日:浅間山(群馬/長野)噴石
湯の平で山火事、登山者11名死亡。
1949年8月15日:浅間山(群馬/長野)噴火
噴火時に転倒して登山者4名負傷。
1949年8月15日:浅間山(群馬/長野)噴火
噴火時に転倒して登山者4名負傷。
1950年9月23日:浅間山(群馬/長野)噴石・空振
登山者1名死亡、負傷者6名。山塵でガラス破損。
1952年9月24日:明神礁(太平洋)火砕サージ
調査中の海上保安庁水路部観測船第5海洋丸遭難31名殉職。
1953年4月27日:阿蘇山(熊本)噴火
観光客6名死亡、負傷者90名余り。
1955年10月13日:桜島(鹿児島)噴火
爆発で死者1名、負傷者7名、降灰による農作物に被害大。
1955年10月15日:桜島(鹿児島)噴火
爆発で負傷者2名。
1957年10月13日:伊豆大島三原山(東京)噴火
火口付近の観光客のうち1名死亡、重軽傷者53名。
1958年6月24日:阿蘇山(熊本)噴火
死者12名、負傷者28名、建築物に被害。
1961年8月18日:浅間山(群馬/長野)噴石
行方不明者1名、耕地・牧草に被害。
1962年6月29日:十勝岳(北海道)噴石・降灰
噴石により大正火口縁の硫黄鉱山事務所を破壊。死者5名、負傷者11名。
1965年10月31日:阿蘇山(熊本)噴火
噴石により建築物に被害。
1971年12月27日:草津白根山(群馬)火山ガス
温泉造成のボーリング孔のガス(硫化水素)のもれによる中毒死、死者6名。
1974年7月28日:新潟焼山(新潟)噴石
噴石のため山頂付近でキャンプ中の登山者3名死亡。
1976年8月3日:草津白根山(群馬)火山ガス
本白根山白根沢(弁天沢)で滞留火山ガスにより登山者3名死亡。
1978年10月24日:有珠山(北海道)降灰・地殻変動・泥流
泥流により死者2名、行方不明1名、軽傷2名、家屋被害196棟、非家屋被害9棟、
農林業・土木・水道施設に被害。
1979年9月6日:阿蘇山(熊本)噴火
爆発により、樽尾岳周辺で死者3名、重傷者2名、軽傷者9名、火口東駅舎被害。
1991年6月3日:雲仙普賢岳(長崎)火砕流
火砕流災害、死者不明者43名、建物179棟被害。
1991年6月8日:雲仙普賢岳(長崎)火砕流
火砕流災害、建物207棟。
1991年9月15日:雲仙普賢岳(長崎)火砕流
火砕流災害、建物218棟。
1992年8月8日:雲仙普賢岳(長崎)火砕流
火砕流災害、建物17棟。
1993年6月23日:雲仙普賢岳(長崎)火砕流
火砕流災害、死者1名、建物187棟。
1995年2月11日:焼岳(長野/岐阜)水蒸気爆発
焼岳南東山麓の安曇村の中ノ湯の工事現場で熱水性の水蒸気爆発、作業員4名死亡。
1997年11月23日:阿蘇山(熊本)火山ガス
火口縁で火山ガス(二酸化硫黄)により観光客2名死亡。
2011年2月1日:霧島山(宮崎/鹿児島)
爆発による空振により、軽傷者1名、噴石・空振により窓ガラス・自動車ガラス・太陽光パネルが破
損。
2014年9月27日:御嶽山(長野/岐阜)水蒸気爆発・降灰
死者47名(2014/10/2現在)
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